ひつじ庵が「ゲストハウスガイド100」に紹介されました!

■「ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -」

ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide - 前田有佳利著(ワニブックス刊)」が発売されました。

 

著者の だり(前田有佳利)さんが国内から選定した100軒のゲストハウスが紹介されています。

そこに当宿「ゲストハウスひつじ庵」を載せていただきました。

 

ネット上に載せる取材(?)で、企業系のページで1回、個人の紹介サイトに3回ほど紹介されたたことはありますが、

紙媒体の本に載せていただいたのは初めてとなります。

 

例えば、京都にあるゲストハウス金魚家さんや錺屋さんなどは、京都のガイドブックとか、乙女系(?)の情報誌などで京都特集なんかがあるとかなりの確率で紹介されてるんですよね。両宿はゲストさんに人気なのはもちろんなんですが、フォトジェニックな建物や家具や小物がそろえていたりで「絵になる」んですよね。

 

対してひつじ庵は…写真的には結構 微妙…自分でいうのも何ですが。

改装にお金をかけれなかったし、家具や照明などのインテリアのセンスもありません…ということで雑誌などには見向きもされません(^_^;)

 

そんな中、過去のちょっとした縁も手伝って、ある日、著者の だりさんが泊まりに来てくれました(もちろん彼女の自費で)。

FootPrintsという彼女のゲストハウス紹介サイトに載せていただけると言うことで簡単なインタビューも受けました。

後日 素敵な文章で紹介してくれたのですが、それが月日を経て、まさかこういう紙の出版物に載せてもらえることになるとは。

 

P108という煩悩の数と同じページ数に載っています。

「羊を数え忘れるほどゆったりできる町家の宿」という素敵なコピーを頂きました。

 

京都でいえば10軒中の1軒となります。数多ある京都のゲストハウスの中からの選定です。

自分で卑下するのもなんですが、共有ルームに大きな机の掘りごたつがある、そこからみえる庭がそこそこ良い、という程度の凡庸な宿(キメの絵がとれない、紹介文が書き辛い…)なんですが、数あるゲストハウスの中から 我が子のような宿ひつじ庵に光を当ててくれて、暖かい文章で紹介していただいて…もうね…本当に だりさんには感謝しかないです。

 

■宿とゲストのマッチング とその第一歩として…

本にも記載されている通り、「国内のTOP100」を選んだわけじゃなくて、読者に最初の一歩として出逢ってほしいと想った100軒とのことです。

 

ゲストハウスの中の人でいると気が付き辛いですが、我々(中の人)が思っているほど、ゲストハウスのことはまだまだ一般の人に広く認知されてないと思います。各地域のゲストハウスの存在も知られてません。

 

ここ数年でゲストハウスは爆発的に増えました、東京・大阪・京都などの大きな都市は言うに及ばず、地方のちょっとした観光地なら少なくとも三軒はできているくらいです。

個人経営の家族的な宿から、大資本が手掛けた大きなビル系の宿、ど田舎がウリの宿、おしゃれなバーが併設された宿、ユニークなコンセプトを掲げた宿…。バリエーションが増えました。

流行っているからと(儲かってきている業界だからと)他業種から参入してきた妙に意識が高い宿だったり、二段ベッド並べてゲストハウスって名前つければ外国人来るんでしょと適当に作った意識が低い宿だったり…玉石混交です。

いろいろな意見はあるとは思いますが、私個人的には「ゲストの選択肢」が増えることは良いことだと思ってます。

 

価値観がバブル以前から変わってない人とか、神経質な人、料金と設備・サービスとの等価交換が理解できていない人にはゲストハウスは不満に思うかもしれません。ゲストハウスという宿の運営スタイルそのものが不向きな人もいます。ゲストハウスは決して全ての人にオススメはしません。

 

逆に、いつでも必ず良い出会いがある、外国人と交流できる、パーティとかイベントがあって楽しいはずだ、そういう過度な期待やイメージを持ってこられるのも困ります。

(※「ゲストハウスガイド100」ではその辺 さりげなく注意書きが書いてあるのが流石。)

 

宿に限らずサービス業を営む人は、(言い方悪いかもしれませんが)お客を選べません。ですが、ゲストの選択肢が増えることでお互いに良いマッチングとなる確率が高くなるわけです。ただ、ホームページなどの情報をあまり読まない、予約サイトで「安い順」に並べて適当に予約した、繁忙期でどこもとれなかったから仕方なく…などで予約をされる方もいます。

しかし、どんな人でも、来ていただいた人には「ここで良かった」と思ってもらって気持ちよく帰ってもらいたいわけです、おそらく どのサービス業の人もそう思ってることでしょう。

 

いつもビジネスホテルなどに泊まっていた人、一人旅をしたことがない人、いつもと違った旅をしたい人などなど、この本で 気になる宿を見つけて、まずはその宿に泊まってもらって、「ゲストハウスに泊まって良かった」と思ってもらって、次に別の町に行くときにもゲストハウスを選んでもらえるように、もしくは、「このゲストハウスに泊まりたいから その町に行く」という人たちが増えたら嬉しいなぁと、中の人は思います。