2015/12/7~12/10の4日間、宿を休館して出雲・境港・松江を二泊三日で研修旅行と称して行ってまいりました。毎度のことですがその旅日記を公開します。
出雲は、ずっと心残りがありました。
初めての一人旅、18切符を使って実家の名古屋を出発して鳥取に宿泊し、それから延々と電車に乗り、山口県の萩へ、そして福岡、大阪と宿泊した旅行…20歳か21歳のころだったと思います。インターネットもない時代、ましてやスマホなんてあるわけない時代です、JRの時刻表のハンドブックを握りしめ、なんども時刻や駅を確認しながらの旅でした。特に明確な目的地も予定もない旅でとりあえず西へと向かった旅。
鳥取の後、途中まで出雲大社に行くことを考えていましたが、良く調べると出雲駅からさらに私鉄(JRではない路線)で何駅か行かなくてはいけない。そのあたりが不安になり、出雲大社を諦めてしまい、そのまま山口まで向かうことにしました。
その時に行かなかったことがずっと心残り、いつか行こう行こうと思って気が付いたら20年近く経ってしまいました…。
このゲストハウスひつじ庵をオープンして、休みを取ってどこに行こうかと想いを巡らすたびに出雲が一瞬候補に挙がるのですが、なぜか出雲はものすごく遠く感じていつも後回しになってました。しかし、数日前に鬼太郎で有名な水木しげる先生が亡くなられたというニュース…境港に追悼の為にも行きたいという想いが高まり、ようやく今回行くことができました。
それと、今まで何度か宍道湖や出雲大社のことをゲストさんに聞かれて詳しく答えられなかったこと、先日泊った旅好きのリピーターさんが松江城は良いですよと薦められたこと、一年前くらいにオープンしたゲストハウスいとあんさんに泊まってみたかったことが重なり、ついに重い腰をあげました。
先に、どんな行程でいったか箇条書きにすると
12/7 夜行高速バスで京都発。
12/8 出雲着。出雲大社観光。ゲストハウスいとあん宿泊。
12/9 境港観光。松江宿泊。
12/10 松江観光。夕方高速バスで松江発。京都ひつじ庵着。
では、京都から行く出雲・境港・松江の旅日記(旅行記)です↓
2015/8/24~8/27の4日間を休館にして北海道の札幌へ、三泊四日の旅に行ってきました。
8月は、できるだけ予約サイトに出さずに直接予約をできるだけ取っていこうと思い、それを実行していたら、8月の後半が思ったより入らず、結構予約がスカスカ。
そして8/14の時点で8/24-8/27の4日間の予約がゼロ。通常、個室が早い段階で埋まっていくのですが、なぜかそこはいつまでもポッカリあいている。
それ以前からこの4日間を休みにするか否かを悩んでいましたが、8月初旬から10日ほどの猛暑と連日の満室で疲れていたこともあり思い切って休館にすることを決意。
その後、さすがに予約サイトに出していたら8月後半はバタバタと前日予約や当日予約で連日ほぼ満室に。件の4日間も空けていれば予約が入っただろうと思いますが、リフレッシュにはちょうどいいかなと。
ということで、研修旅行記です。ちょっと前振りが長いので「0日目」は飛ばしてもらっても結構かと…。
皆さん、京都一周トレイルってご存知ですか?
京都市街は基本的には平坦でその周りを東北西と三方を山で囲われています。その山の中に整備されたトレッキングコースがあるのです。
京都一周トレイルとは、京都の東南 伏見から比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る京都市街を取り囲む全長約80キロのコースのこと。
6月9日、宿泊ゲストさんが中国人女性二人組だけしかいなかったので、その二人と友人Aちゃんを誘って4人で四条河原町近くの「NINJA KYOTO」へ忍者ショーを観に行ってきました。
当日のお昼に電話。
20:30開始のショーで、忍者御膳セット…4,000円(ショーチャージ+季節の籠膳+1ドリンク)のコースを予約。
夕方、Aちゃんと宿で合流。15分くらい歩いて四条通の新京極通の角にある交番前へ。中国人ゲストさん二人と17:30に待ち合わせ。場所は新京極通のピンクのバスがあるところの通路を通り越した先。
お店の前には、狐の面をつけた可愛いスタッフが。何枚か写真を撮らせてもらう。
前のショーが終わるまで少し時間があるので、ショップの商品を物色。侍の鎧のフィギュアや手裏剣など外国人が好きそうなグッズが並ぶ。
今回、2015/5/10から4泊5日で研修旅行と称して香川・愛媛に行ってきました。
このひつじ庵をオープンして約1年半、長野、高野山、岡山、大阪&奈良、金沢…と研修旅行に行って、今回が6回目。
一人で宿を運営しているので、旅行中は宿をクローズ。
収益がゼロになるのは痛いですが、自分自身の心のリフレッシュ、他のゲストハウスに泊まることでゲスト目線での「気づき」を得たいこと、オーナーさんとの交流、ウチに泊まるゲストさんに京都以外の都市についても案内することができるように、などなど…いろいろなメリットを含んだ旅で、営業していれば得られるであろう収益よりも大切なものとなります。
ゲストハウス開業で盛り上がっている北海道に行くかギリギリまで悩んでましたが、出発の前々日あたりで香川出身のゲストさんの話を聞いていたら、四国モードになったことで今回は四国に決定。
それと、2年ほど前だったか、尾道・広島へ旅をした際に、しまなみ海道を半分まで行った時点でフェリーで引き返したのがずっと心残りでした(その時は四国より広島に行きたかった)。
最初にネタバレ(?)しておくと、以下のような日程で周りました。
* * * * * * * * * * * *
5月10日(1日目)
京都→香川県高松市「ゲストハウスTEN TO SEN」宿泊
5月11日(2日目)
高松市内観光「ゲストハウスちょっとこま」宿泊
5月12日(3日目)
高松市→丸亀市→愛媛県三津浜→松山市「ゲストハウスじょじょに」宿泊
5月13日(4日目)
松山市観光→下灘駅→今治市「シクロの家」宿泊
5月14日(5日目)
今治市→しまなみ海道自転車走破→広島県尾道市→京都
* * * * * * * * * * * *
ということで、四国の旅日記しばらくお付き合いください。
2015年、私(ゲストハウスひつじ庵のオーナーのり)が京都の桜の名所にいったときの写真をアップします。
2015年は3/20頃の一条戻ばしの河津桜で始まり、4/2頃がソメイヨシノの満開、続いて仁和寺の遅咲きの桜 御室桜が4/10ころに満開。そのあと各地の八重桜などがしばらく残り、4/29の現在は比叡山でもまだ桜が咲いているようです。
京都では1か月にわたってどこかで桜が見られます。
私も最新の開花状況などをチェックするため、満室続きの連日 掃除を必死で終わらせ、桜観光、帰ってきて布団を取り込み、4時からチェックインとあわただしい日々でした。その分、ゲストさんにリアルタイムの情報を提供できたかなと思ってます。
今年は4/2に満開を迎えて快晴の日だったあとは、しばらく雨とか曇りが続き、結構無慈悲な年でしたが、ゲストさんは結構楽しんでくれたようです。
では私が訪れた順に写真をアップしていきます。来年の宿泊日や桜観光の参考にしてくだされば幸いです。
4月18日 京都の知恩院では、法然上人が亡くなられた日を期して「御忌大会(ぎょきだいえ)」が行われます。
その行事の中の一つ、国宝三門楼上内で夜の8時から朝の7時まで夜通し行われるのがこの「ミッドナイト念仏」という行事です。
1997年から行われているそうです。
みうらじゅんが名づけたかのようなナイスなネーミング。
朝にこの行事のことを知った時は、ただお坊さんがお経を唱え続けるだけだと思っていたのですが、ちょっと調べると一般人の参加も可能とのこと。しかもこの三門の入場は年に数回の特別公開の日にしか入れない(たしか入場料800円くらいだったはず)のに今回は入場無料。
ネットで検索するとこんなフレーズが躍る。
ポクポクが止まらない
今夜はオールで、念仏三昧
ミッドナイト念仏、恐ろしい子
ミッドナイト念仏のためにこの1年間過ごしてきたと言っても過言ではない
これは行くしかないだろうということで、夜、全部のチェックインが終わり、その時に共有ルームにいた今回4回目の宿泊の日本人ゲストOさんと、本日三泊目のフランス人シンガーとギタリストのカップルを誘い、「ゲストハウスひつじ庵」を出て、タクシーに乗り行ってきました。
2015年1月13日から「ゲストハウスひつじ庵」を休館して二泊三日で研修旅行と称して金沢に行ってきました。
二か月後に新幹線が開通するという金沢。金沢城公園・兼六園や古い街並みが残り外国人に人気の町。ここ数年でゲストハウスが増え、盛り上がってきている町を肌で感じたくて訪れました。