![ゲストハウスひつじ庵ロゴ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=420x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i52b0ff1b1921816d/version/1394459449/%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%B2%E3%81%A4%E3%81%98%E5%BA%B5%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg)
当宿のロゴは、羊のアウトラインの中に「ひつじ庵」の文字があしらわれたかわいいイラストとなっております。現在Facebookやtwitterのアイコンに使用してます。
こちらのイラストを描いていくれたのは、本の挿絵など、プロで活躍されているイラストレーターの「ちま」さん。↓この人です。
![げち屋 ちまさん](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=420x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/idc4b2482a9589ae8/version/1394459543/%E3%81%92%E3%81%A1%E5%B1%8B-%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93.jpg)
僕が京都に来た三年半前、初めて百万遍手作り市に行った際に、ちまさんが出店していて、イラストのかわいさにひとめぼれ。
ちまさんは「げち屋」という屋号で、友人のげちさんをフューチャーした手作りグッズを販売していました。そのげちさんがイラストそっくり!並んでいるグッズの後ろに座っているだけでなんだか微笑ましいです。
その時にちまさんと会話したのはたった2分程、ちまさんが仕事した本のイラストをみせてもらたり、名刺を頂きました。
この時点でこっそり将来自分がゲストハウスを始める際に、なんらかの仕事の依頼をしようとこの時から決めてました。
晴れてゲストハウスがオープンする運びになった時に、名刺に書かれていたメールアドレスから連絡をとり、ロゴを依頼することになりました。
最初に電話で話した時は、このゲストハウスの名前に「ひつじ」がはいることは決まっていたのですが、まだ「ひつじ庵」となることも少し微妙だった頃。
僕からの依頼は「イメージカラーが緑」で「唐草模様」と「羊」をあわせたロゴのデザインをしてくれという少々無茶な依頼。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=290x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/ib87795a3a06d7934/version/1394459775/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=290x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i61921368da3c022e/version/1394459798/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=290x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i823d53a2eb76c3f2/version/1394459868/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=290x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i00c83e15081cd903/version/1394459890/image.jpg)
左上が僕がパソコンで描いたイメージ図。そしてそれ以外が最初にちまさんから提出されたラフ案が三つ。
右上は僕の案を依頼通りブラッシュアップしたもの。
左下はすっきりしたデザインの提案。
右下がひつじの「ひ」の字が羊の角に見えてきたので、こういう案もどうかとちまさん側から提案されたもの。そのロゴがステキなので唐草模様の羊という僕の無茶な案はあっさりと諦め、ひつじ庵という文字と融合したロゴに決まりました。
こちらが想像した以上のものを提案できるというのは流石プロです。
宿のロゴが決まり、しばらくしたとき、宿の改装工事も大詰めになってきた折に、宿の看板をどうするかが悩みどころでした。
宿のある場所が京都の中心烏丸御池の近くと言っても、一本入れば普通の住宅街、同じ姉小路通りにはいくつか飲食店があるとはいえ、大きな目立つ看板は出したくない。
暖簾を掲げれば京都の町並みにもなじみやすいし、大きな暖簾を掲げれば(お金があれば新規で作り直したかった)味気ないアルミの玄関扉も隠すことができる。
自分のゲストハウスは小さな個人経営の宿、ありきたりな既成品は嫌で、手作り感のある暖かいものを作りたい…。
自分で作る能力と時間もなかったので、これもまたちまさんにお願いすることに。
自然な麻の質感と毛筆的な黒の文字の取り合わせが好きなので、そういうものにしたいが、無地の麻でできた暖簾ってどこで手に入るのか…?そういうことも含めて相談と依頼をすると、ちまさん同様に百万遍手作りで出店していて仲良くしている手作り暖簾をだしている人から譲ってもらうことになりました。
![ひつじ 暖簾](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/icc1a27ec5d8712bb/version/1394460276/%E3%81%B2%E3%81%A4%E3%81%98-%E6%9A%96%E7%B0%BE.jpg)
そして出来上がったのがコレ↑です。
オープン直前にこの暖簾が完成して、ちまさんに直接届けてもらいました。それ以前は改装が終わっただけでイマイチしっくりきてなかったのですが、この暖簾を掲げるとなんだか突然ゲストハウスらしくなり「いよいよ始まるんだ感」が湧いたのを覚えてます。
この暖簾、女性のゲストさんに特に好評で、多くのゲストさん達がこの前で記念撮影していきます。
たまに1階の和室で掃除をしていると、前の道を歩いている子供が「あぁ!ひつじさんだぁ」なんて声が聞こえてきたりして、一人ニヤニヤしたり^^
![旅人ノート](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i526bf4b2b5de227f/version/1394460266/%E6%97%85%E4%BA%BA%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88.jpg)
宿に遊びに来てもらった際に、トイレとシャワー室に行くガラス扉の注意書きや旅人ノートの表紙を描いてもらったりしてます。サラサラっとあっという間に描いてしまうあたり流石プロです。
![ゲストハウスひつじ庵げち屋グッズ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=420x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/ie2c6b1f921cd8142/version/1394460347/%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%B2%E3%81%A4%E3%81%98%E5%BA%B5%E3%81%92%E3%81%A1%E5%B1%8B%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA.jpg)
共有ルームの本棚には、そのげち屋さんのグッズを飾らせてもらっております。通常、百万遍手作り市でしか手に入らないものですが、ここで特別に販売させてもらってます。
どれもげちさんをフューチャーしたグッズばかり
京都・大阪・東京の観光地をあしらったポストカードや、耳かき、クリップ、起き上がりこぼしを販売しております。
「げち屋ができるまで」というミニマンガはフリーで置いてあります。
げちさんのキャラグッズ、「かわいい~!」と、なぜか台湾の女の子に妙に人気があったりします。
![百万遍手作り市](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=420x10000:format=jpg/path/s2e3f961d5fc63a10/image/i54a17fe47eea27b0/version/1394460424/%E7%99%BE%E4%B8%87%E9%81%8D%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A%E5%B8%82.jpg)
そんなちまさんのブログはこちら↓
「げち屋」http://blog.livedoor.jp/gechiya/
ちまさんは、毎月15日の京都の知恩寺で催される百万遍手作りに「げち屋」として出店してます。この出店は、抽選などで決まるので出店しない場合も(天候などで中止の場合も)あるのでブログ上でチェックしてください。ちまさんとげちさんに会えて楽しいですし、いろいろな「げちグッズ」が買えますので、ひつじ庵ともども宜しくお願いします。
ではでは、ひつじで良い夢を