■2017年6月6日(火)
※この記事、6月に行った台湾旅行記ですが、写真はもう少し増やす予定です。写真の選択などをしていると公開がずっと先になってしまうので、未完成ですが公開してます。

台北「NK HOSTEL」で宿泊した朝…。
ウダウダ起きて シャワー。
8:50頃 朝食。
フロントと共有ルームのある五階へ。
ブュッフェ形式。オレンジジュース、豆乳、珈琲。お粥、台湾風煮込み、パン、卵焼き、ソーセージ、サラダ、コーン、トーストに塗るジャム、バター、チョコ、ピーナッツ、ツナ。充実した品ぞろえ、素晴らしい。ソファでダラダラ朝食。気持ちが良い。
この時、気がついたのだが、この5階にドミトリーがあるようだ。昨日は個室だから部屋に引きこもっていたが、ドミならこの気持ちの良い共有ルームも利用したかもしれないな。欧米系は1人も見ないなぁ。
10:30am 部屋を出る。
カードをフロントに返す。レシートをこの時に渡された、なぜアウト時に?
外に出ると、蒸し暑い。
今日はジーパンではなく短パン。昨日よりは体感はマシかな。
少し歩いて、ウーさんが「U bike」に乗ろうと提案(宿から歩くと20分くらいかかるから)。昨日もそのレンタサイクル、街中で見たが、何か特殊なカードを使うと思い込んでいたが、台湾版suica「Easy Card」で利用できるらしい。自転車の横の読み取り機にカードをかざすとロックが外れる。このロック機構の為の特殊仕様な自転車だ。
五元(最初の三十分は五元らしい)。遊歩道みたいなところを通って松山駅へ。五分乗っただけだけど、なんか楽しかった。
台鉄「松山」駅。エアコンが効いてて涼しい。新しい建物。大戸屋とかビアードパパ?、QBハウスとか日本のお店が結構入ってる。
愛媛の松山駅とコラボしてるのが微笑ましい。
11:22am 「松山」駅 発。
11:45 「七堵」駅で乗り換え。休憩スペースみたいなとこで20分待つ。
12:05 「七堵」駅 発。車内は満席、若い子が多い、ほとんど観光客のようだ。
「瑞芳」駅でみんな降りてく。九份に行くのかな。
12:28 「猴硐Houtong」駅 到着。
改札はゲートは無くて、両脇にリーダーがあり、それにタッチするだけ。早速、猫が駅舎内でダラダラ寝てる。駅舎内は猫のイラストとか置物とか猫づくし。
階段を降りて徒歩30秒ほどのところのインフォメーションセンターで荷物預け。タダ。番号札をもらう。
駅舎そばのお店で、冷やしそば?(胡麻ダレがかかっている)と猫の耳みたいな形の麺と団子とか入ったスープ を頼む。日本語メニューもある。店員がフレンドリーでよい感じ。
13:15 食べ終わり、店を出る。
駅舎の上に上がり変わった形の渡り廊下を渡る。橋を渡って猫のいるエリアへ。
階段を登って住宅街を歩き、そこらじゅうで寝てる猫を写真を撮ったり。猫じゃらしみたいな植物見つけたので前に差し出すが、遊んでくれない(^^;
14:13 「猴硐Houtong」駅 発。

14:32 「十分」駅で みんな降りるが、スルー。凄い雨が降ってる。立ってたが席が空いたのでここで座る。
14:47 長いこと停車していたが、出発。
15:05 終点の「菁桐 Jingtong」駅 着。
ここは2011年に公開され台湾でヒットした台湾の青春映画「あの頃 君を追いかけた」のロケ地。一か月ほど前に動画サイトGYAOで観たのでこの町に興味があった。
竹に願い事書いて吊るすのがここの名物みたい。小さな町、駄菓子屋など見たり。
あるドリンク屋で、レモンスムージーを飲む50元。テントの下で飲んでる間、激しい雨が。ある意味タイミングよい。飲み終わった頃、止む、ラッキー。
線路に向かうと、香港人グループが線路内に入って、ランタンを飛ばしてる。スタッフが奔走してる。「線路内に入るな」って看板があるが、普通に、線路に数人 入ってるので便乗して入る。30分に一本しか来ないみたい。日本では松本伊代が嵐山の踏切付近で云々って騒ぎになったけど、台湾はおおらかなのだ。
線路の向こうの高い建物、「景観台珈琲」の看板が雰囲気壊れる…ウーさんが前に来た時にはなかったらしい。
向こう側へ。廃墟っぽい写真を撮る。
町側に戻り、ハンドル使って玉を落とさないようにするゲーム(10元)。
周辺の看板をみると、遠くに行けば日本統治時代の建物とかがあるみたい。
16:15「菁桐 Jingtong」駅 発。座れた。
16:40「十分」駅 着。平渓線と江ノ電とのコラボのポスターが。なんかローカル感が似てるかもね。
駅舎が凄い混雑。観光客多い。屋台が並びにぎやかだ。
線路でランタンをあげてる。
線路に入りたい放題。笛がなると電車が来る合図で、みんな避ける。
韓国人多いなぁ。欧米人は2組くらい。日本人は3組見ただけ。ランタンに文字を書いてあげるのだが、ハングル書いている人は結構目につく(女性の場合は化粧ですぐわかるけど)。
半年前の香港の旅行でもそうだが、日本人より韓国人の方が圧倒的に多い。元気がないぞ日本!もっと海外旅しようよ。
奥の方の小学校の方までぶらぶら。次の列車の時間まであまり時間がないことに気がつく。駅のすぐ前につり橋があるのだがまだそこに行っていない。
笛が鳴り、列車が通る合図。線路にいた人々がよけていく。
つり橋を渡る。中間まで行き、もう帰ろうかと提案するが、ウーさんは渡り切りたいと。向こう側まで行き、一瞬で写真を撮り、グラグラと揺れる橋を早歩きで戻る。 30秒ほど余裕があったがなんとか間に合った、ふう。これを逃すと一時間後だからキツイ。
17:40「十分」駅 発
混雑。ずっと立ってた。

18:02 「猴硐Houtong」駅 着。
荷物を預けたインフォメーションセンターは18:00まで、駅に着いた時に遠くに見えた時、その建物の扉が開いてたが、渡り廊下渡り、そこに着いた時は閉まってた、が、ちょうどガードマンが離れて行く途中で、自分たちに気がつき戻ってくれた。事務のおばさんもすぐそばで自転車に乗るところだった、こっちに気がつきニコリ。4分遅刻。ガードマンに鍵を開けてもらい、荷物を回収。
荷物を背負って、少し観光。昼に行った猫がたくさんいる方ではなく、川をまたぐ橋の方へ。こっちも少し猫が道端に落ちてるみたいにゴロゴロしてる。橋から見える何かの廃墟がかっこいい。ブラブラ猫写真撮ったり。
辺りが暗くなってきた。
19:03 「猴硐Houtong」駅 発。
19:38 「大里Dali」駅 着。
辺りは真っ暗、改札も寂しい。ドコやねんここ。というのも今回の旅 行先とかプランやらをウーさんに完全にお任せ。トレッキングをするということは聞いていたが、どこかはっきり把握してない。地図を見るとここは台北から東の方に行った先。
夕飯の心配をしていたが、電車内で「セブンイレブンとかあるの?」と聞くと、「多分 ないと思う(苦笑い)」とウーさん。
周りに何もない感じだったが、駅のホームから今日泊る宿の看板がすぐ近くに見えたのですこし安心だ。
駅舎を出て数段の階段をあがる、見渡すと、案の定セブンイレブンがあるような雰囲気では決してない。
道路の反対側に小さな商店がみえる、その前の暗がりにおじいちゃんが椅子に座っている。店を軽く覗くとドリンクやちょっとしたインスタントラーメンや缶詰がお菓子が見える。ウーさんが中国語で閉店時間を聞く。20:00には閉めるらしい。宿に食料やドリンクが売っていることを期待してここは一旦パスして、宿に向かう。
駅から徒歩1分、大変ありがたい、今日の宿「大里驛青年旅館(Dali Yi International Hostel)」に到着。大きなガラス張りの入り口、真っ暗な外と対照的に扉から見える明るい共有ルームが。それだけで幸せな気持ちにさせてくれる。感じのいい男性スタッフ二人、とゲストらしき二人。ウーさんがスタッフと少し会話。この宿に買える食料はなく、周辺に店は先ほど覗いたおじいちゃんの店だけだそうだ。閉店まで時間がないので、荷物を置き、再びお店へ。
当然ながら気の利いた菓子パンみたいなものは無い。ペットボトルとインスタントラーメンを手に取る。インスタントラーメンだけでは必ずお腹すくだろうから缶詰を物色、魚の缶詰はどうも信用できないのでコーンの缶詰をチョイス。
ウーさんと日本語で話していたらおじいちゃんが「日本人?」と日本語で質問。唐突でびっくり。聞くとこのおじいちゃん、89歳。日本統治時代は学生。親は漁師でその手伝いをしていたと。戦後は日本とのビジネスで日本には何度も行ったことがあるそうな。はっきりとした日本語、会話は全く問題ないレベル。
「親は戦争に行ったの?」という僕の質問には「親は漁師だから行かなかったけど、いとこが特攻隊に行って死んじまったよハハハッ」って。10分ほど前、駅に着いて暗がりの中 店の前に座っていたおじいちゃんは ただのよぼよぼで頼りなさそうに見えたのだが、会話をしていくうちに、どんどん輪郭がはっきり見えてきた。背筋がピンとしていて、まだまだ元気。まったく印象が変わって見えてきた。日本とのビジネスやってたころの名刺を見せてくれたりした。
奥からおばあちゃんが出てきた。おばあちゃんは日本語は話せないのかな。
本当は日本統治時代の話とかその当時のことをどう思っているかとか、色々話したかったが、夜も遅いし退散することに。少し残念だが、なんだかとってもいい出会いをした。
宿に戻りチェックイン。館内の説明。ドミトリーは二段ベッド三つ。スペースに余裕がある。簡素だが清潔感があって良い。シャワールームは台湾スタイルでトイレと同じ部屋。
共有ルームに降りる。フライパンでコーンを炒めて塩コショウ、お湯を沸かしてインスタントラーメン。ゲストハウスで自炊したのは久しぶりだな、懐かしい(といってもコーン炒めただけだけど)。ウーさんはスタッフとウマが合ったのかずっとしゃべってる。
日本人もたまーにくるそうな。宿のゲストが自由にメッセージを書けるノートをみせてくれた。長野の某ゲストハウスのオーナー?さんも泊まっているようだ。
シャワーはなぜかお湯が出ないが我慢して入った(あとでわかったが、何か ガスのスイッチが切れていたらしい…)。
写真の整理も日記もつける気力なく、就寝。(→次の日を読む)
※1台湾元=3.7円として計算後、四捨五入。
※2017年6月6日の旅行記です。
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