■2017年6月8日(木) 花蓮の町散策と→池上へ
※この記事、6月に行った台湾旅行記ですが、写真はもう少し増やす予定です。写真の選択などをしていると公開がずっと先になってしまうので、未完成ですが公開してます。
花蓮の宿「小旅行迷你公寓mini voyage inn」に宿泊した朝。
ウダウダと起床。個室は居心地が良すぎてなかなか出られない。
10:35am 宿を出る。
南の方、繁華街の方面へ行く。昨日と方角は一緒だが道を変えて歩く。
道中、ホステルがとにかく多い、こんなにたくさん宿があって大丈夫だろうか。
まずはウーさんに連れて行ってもらったレトロな店「阿桂油飯」。
内装や小物がイチイチかわいい。イラスト付きのメニューも良い。
台湾はこういう店が 隠れて存在しているのが侮れない。
麺とご飯と紅茶(95元)。
店内は日本でいう昭和歌謡みたいな台湾の古い歌が流れてる。
うん、好きだなこの感じ。
11:45am 外へ。
少し歩いて、
12:02 雑貨屋「花蓮日日」。可愛い雑貨。気に入った「Loopy」のワッペン150元x2個買う。ケースが大きい。
また少し歩いて、
12:20 同じ系列店。覗くだけ、
もう一つの店も覗くだけ。
台湾のお店はセンスが良いね。
どこも店内写真はダメで残念。
■花蓮のレトロ地区a-zone花蓮文化創意產業園區と 電車移動
次は、「a-zone花蓮文化創意產業園區」。
初日、台北の「華山1914文創園区」に行ったが、同じようなところ。元々は酒造工場らしい。お店を覗く。レトロな感じで好きだな。
ここでウーさんが、「花蓮発 台東行きの電車で、13:58発か16:12発があるけど、どっちがいい?」と。
現在13:00。前者だと、今すぐここを離れて駅に向かわないといけない、後者だと余裕でランチなどを食べる時間があるが時間が余り過ぎる気がする。この後、この街で余分に二時間過ごす自信が無い。おしゃれな雑貨スペースをさらっと見て、まずは宿に出来るだけ寄り道せずに戻ることに。
宿「小旅行迷你公寓mini voyage inn」に戻り預けていた荷物を回収。
あるスタッフとウーさんが仲がいい。ウーさんが半年前に「羊の宿」で会って、その後 池上の宿で会ったみたい。そのスタッフが今日はこっちで働いているよう。
13:48 「花蓮」駅に到着。
13:58台東行きの列車に2分前に乗り込む。
天気が良かったのに、14:30頃 雲が空を覆い暗くなって来た。
■稲作が有名な池上に到着
16:35 「池上」駅 着。
列車からホームに降りたつ。
列車が動き出し始めた辺りで、一人の女の子が、列車に乗ろうか迷っている、「あー、もう動き出しちゃったぁ」という反応。さっき降りた車両の扉 開いたままなので 乗り込めばとジェスチャーするが、諦めた。僕の勝手な勘違いだったが「これから乗り込む」のではなく、この駅で降りたが、車内に帽子を忘れたのをホームに降りた時点で気がついて車内に取にいこうかと迷っていたみたい。
ウーさんと女の子が会話してる。台湾人は結構初対面でもすぐに友達のように話すのでそんな感じなのかなぁと思ったのだが、実は昨日会ったことある子だった。
彼女…僕は既に顔を忘れていたが、昨日昼に大里の宿をチェックアウトする時に、スタッフ二人と女の子一人(ゲスト)がいて、その3人にひつじ庵のチラシを渡した。その時にいたゲストの女の子だ。偶然同じ電車。
彼女の名前はジャンジャン。台湾人はだいたいイングリッシュネームを持っている。
今日泊る宿は同じ。いい出会い。
「池上」の駅は綺麗。ウーさんによると前回来た時は改装中ですっかり生まれ変わったらしい。
雨がひどい。傘をさして少し歩く。
ここでジャンジャンは一旦友達の家に行くらしいので一旦お別れ。
雨の中歩く。旅先でこんな大雨なかなか無い、おそらく数十分待てば雨が止むかもしれないが、ウーさんについて行く、どこに行くかもわからない、ついて行くだけ。
途中で、大判焼きみたいなのを三つ買う。
■猫と宿と弁当
17:05 今日のゲストハウス「Gift box」に到着。
玄関前に、シルバーと黒の縞柄の猫がいる、かわいい(以下 銀黒の猫と呼ぶことにする)。靴を脱いで宿の扉を開けるが中に入らない。後で知ったが、宿の外のは野良猫。この宿のオーナーさんが この猫に 宿内に入らないようにちゃんとしつけているらしい。
宿の中に茶と黒の猫がいる。こっちは飼い猫。すぐに寄って来てマーキングされる(^^;
5分くらい待っていたら、猫が階段の下に行き お座りする。何かと思ったら、上から男性オーナーが降りてきた。
さっきの台湾人ジャンジャンも来た。
チェックイン。
部屋までオーナーさんが案内。二階の共有ドミトリー。二段ベッドが7台の14人ドミ
。同じ階には女性ドミがあるがそちらは見てない。オーナーの手作りのベッドらしい。しっかり作ってあり、がっちりしている。エアコン・扇風機。シーツはセット済み、ベッドにライト、コンセント有。ベッドに個別のカーテンもある。空間にも余裕があり好感。
このドミと女子ドミの間にトイレとシャワー。便器シャワー洗濯機が同空間、まぁ アジア系でよくある水回り。
イギリス人男性二人がチェックイン、その五分後にもう共有ルームで、アプリのチェスの対戦をしてる。
そして今度は、台湾人の若い男女がチェックイン。台湾をヒッチハイクして回っているそうな。
外と中に猫がいる共有ルームの居心地がよすぎてダラダラ。
ここ池上、昨日の福隆同様 駅弁が有名らしい。先ほどのイギリス人もオーナーにオススメの弁当屋を聞いていた。オーナーの提案もあって今いるゲスト皆で一緒に食べに行くことに。
18:35 日本人の僕と台湾人のウーさん、ジャンジャン、ヒッチハイクの二人、イギリス人の二人…合計7人で弁当屋へ。玄関外の銀黒の猫がしばらくついてくる。
暑さも落ち着いた夕暮れ時、お互い名前や国籍を紹介しながら7人で会話しながら歩く。
会ったばかりの国籍も違う人と一緒にご飯を食べに行くなんて、昨日までは想像もしてなかったわけで、旅ってこういうのが面白いし、病みつきになる。
徒歩4分ほど、セブンイレブンの前のデカイ弁当屋「大地飯店」。
カウンターでそれぞれ注文。テーブルで待つ。
チキンのヤツ「鶏腿飯包」95元。
イギリス人フレディ二人(二人ともフレディ)と色々会話。フレディ二人はたまたま香港で出会って今一緒に旅しているだけのようだ。愛想のいい方のフレディは少し前まで韓国で英語の先生をしていた。ここ台湾に来る前は日本を旅したらしい。日本のご飯はおいしいとか、パチンコはなんであんなもの存在してるんだ?とかそんな会話。
愛想が無い方のフレディは全然笑顔を見せなかったが、この時に色々話したらようやく時折笑顔に。人見知りなんだねぇ。
ウーさんが頼んだ「排骨飯」の揚げた鶏肉 少し食べさせてもらったけど旨かった。宿のマップでこの店のところに「排骨飯」と書いてあったからこれがイチオシだったのかな。
帰り際、宿のオーナー夫婦と子供も食べに来ていた。宿はいま空っぽじゃん(^_^;)
19:35 宿に戻ってくる。
茶色と黒の猫の名前は「ミャオファ(多分 漢字は喵花)」、飼い主が名前を呼ぶとミャーと返事をする。僕が読んでもスルー(^^;
(翌日は僕が呼ぶとこっちに顔を向けてミャーと鳴いてくれるようになった)
このミャオファ、テーブルにある本の上でゆっくりしてるところ、オーナーが「机の上から降りろ」と中国語でいうと、言う通りに。頭がいいな。
ちなみに中国語の猫の鳴き声は感じで「喵」とのこと。分かりやすい。日本語では「ニャー」で「N」ですが、中国語では「ミャオ」と「M」ですね。「N」と「M」の聞こえ方の違い 面白い。
外の銀黒の猫と、もう一匹猫がいて、二日違いで三匹と五匹の子猫を玄関の目の前で、産んだみたい、子猫は一匹を残してもらわれていった、銀黒の猫の子供が昨日からいなくなったみたいで、ミャーミャー鳴いていてちょっと切ない。
共有ルームで他のゲストと交流。久々だなぁ、こういうゲストハウスっぽいの。猫がそれぞれのゲストのそばをウロウロする感じも和む。
テレビで ふなっしー のアニメがやってたり、道後温泉の紹介番組やってたり 台湾は日本の番組が目につくなぁ。
シャワーを浴びて、就寝。
※1台湾元=3.7円として計算後、四捨五入。
※2017年6月8日の旅行記です。
* * * * * * * * * * * *